
ヴァイオリンの音を出す上で、松ヤニは欠かせない存在です。
見た目は、ツルツルしていておいしそうなべっこう飴のようですが、食べられません!笑
松ヤニはどれも同じだろう...と思われがちですが、見た目も色の薄い黄金のべっこう飴のような色のものから、ちょっと焦げてしまったような濃い色のものまであり、種類やメーカーによっても音質や弾きやすさが変わってきます。
目次
■ 松ヤニの塗り方
■ おすすめの松ヤニ
[ 松ヤニは何のために塗るの? ]
ヴァイオリンの弓の毛は、馬のしっぽの毛でできています。
私たちの髪の毛と同じで、馬の毛も最初はつるつるしていて摩擦がなく、そのままの状態で弦を擦っても音は出ません。
しかし、弓の毛の表面に松ヤニを塗って弦と弓の毛に摩擦を生むことで、あのキレイなヴァイオリンの音を出すことができます♪
[ 松ヤニの塗り方 ]
新品や毛替え直後の弓の毛に松ヤニを塗る場合は、しっかりと満遍なく塗ることが大切です。
塗りむらがあると、弾いている時に音の出ない部分が出来てしまう可能性があります。しかし、塗りすぎもギィーッギィーッと雑音が出たり、粉が舞ってくしゃみが出る原因となってしまいますので、適度に塗ることがとても大切です。
適度に塗ると言っても、どの程度塗ったら良いかわからない…!と、よくご質問をいただくので、IVATでは『ゆっくり優しく3往復』とお伝えしています。
詳しい塗り方については、担当の先生にお尋ねください♪
[ おすすめの松脂一覧 ]
■ BERNARDEL ( ベルナルデル ) / Made in Feance / Savarez社
■ PETER INFELD (ピーター・インフェルド) / Peter Infeld社
■ MELOS (メロス) / Made in Greece / Melos社