ヴァイオリンを始めるにあたり、多くの方がまず迷われるのが楽器の準備です。
大きく分けて、楽器を購入するかレンタルするかに分かれますが、ご家族の方が以前ヴァイオリンをなさっていたり、知り合いの方に楽器を譲っていただいたりと、中古の楽器を使用される方もいらっしゃいます。
それぞれにメリットとデメリットがあり、迷う方が多くいらっしゃるので、今回はそれぞれのメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
⚠︎ 今回紹介するのは、初心者用の楽器をセット(ケース、弓、肩当て、松脂など)で揃えた場合の比較です。オールドの楽器を購入する場合とは異なります。
IVATの生徒または入会をご検討の方は、楽器を準備する前に必ず担当の先生にご相談ください。
[ 新品の楽器を購入する場合 ]
メリット
■ 新品なので傷もなく綺麗
■ 肩当てや松脂がセットになっているものが多く、簡単に揃えられる
■ 弦や弓の毛が新しいため張り替える必要がない
デメリット
■ 中古に比べて値段が高い
■ 分数サイズ ( 子供用の小さいサイズ ) の場合は成長に応じて買い替える必要がある
■ 分数サイズの場合、サイズオーバー後の収納に困る
[ 中古の楽器を専門店で購入する場合 ]
メリット
■ 新品を購入する場合と比べて値段が安い
■ 初めから傷や汚れがあるものが多いため、気兼ねなく使える
デメリット
■ 楽器のみでの販売のところが多く、その場合は、弓、ケース、肩当て、松脂等の備品を別で用意する必要がある。
[ 中古の楽器を専門店以外(リサイクルショップやフリマサイト)で購入する場合 ] ← 最近特に多いです
メリット
■ 新品を購入する場合と比べて値段が安い
■ 初めから傷や汚れがあるものが多いため、気兼ねなく使える
デメリット
■ 弦や弓の毛が古いもののまま放置されていることが多く、その場合、新しく弦と弓の毛を張り替える必要がある
■ 長い間放置されていた場合は、楽器にヒビが入っていたり、魂柱が倒れていたり、弓が曲がっていることがあり、その場合は修理費用がかかったり、また、修理不可能な場合は新たに購入する必要がある
[ レンタルする場合 ]
メリット
■ 新品を購入する場合に比べて、比較的に値段が安い
■ 数ヶ月単位でレンタルできる会社もある
■ サイズオーバーした分数サイズ ( 子供用の小さいサイズ ) の置き場所に困らない
デメリット
■ 契約や契約更新の手続きが面倒
■ 長期間レンタルする場合は、購入する場合と変わらない金額になることがある
■ 壊してしまった場合は弁償しなければならない場合がある
[ 中古の楽器が家にある場合 ] ← こちらも多いです
メリット
■ 楽器購入の費用がかからない
■ 気兼ねなく使える
デメリット
■ 弦や弓の毛を新しく張り替える必要あり
■ 長い間放置されていた場合は、楽器にヒビが入っていたり、魂柱が倒れていたり、弓が曲がっていることがあり、その場合は修理費用がかかったり、また、修理不可能な場合は新たに購入する必要がある
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